Tuesday, February 01, 2005

salt

Salt

Arto Lindsay

鬼才とか言われてますが、彼が鬼才なら、
我が心の竹馬の友Mathieu Boogaertsが
天才と言われないどころかほとんど認知度ゼロなのは
どうしてかと思うのはエゴでしょうか(エゴでしょうね)。

まじめな銀行員風の冴えない風貌は、
クレジットとともに見れば印象的なのに、
街角ですれ違っても気づかなさそうなフラットなオーラが
逆に偉大さを感じさせる、というのは言いすぎ?

大人であるがゆえのやるせなさ、ちょっぴりのせつなさ、
消費していくだけの日常への哀しい対処としての忘却、
そこで息をひそめて生きながらえていく浮遊感は秀逸。
月曜の朝に聴くのは、あまりおすすめしませんが。

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