2009年08月31日
Art / Misc. / Photo

連邦の白いヤツ

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男ってのは基本ジオン軍ですから、ちょいと連邦の白いヤツを偵察。東京湾沖の埋め立て地に偽装なしのオールクリーンで撮影に成功。8月の最後の週末は天候が悪そうなので、金曜日の夕方にふらりと現地へ潜入してきました。

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ガンダムに出てくるモビルスーツ(一般的に大型ロボットであるが、ガンダムの世界ではモビルスーツと呼ぶ。以下MS)デザインは、それまでのロボットデザインと大きな変化をもたらした。と思う。ロボットの顔に目鼻がないということだ。例外的に主人公の乗るガンダム(連邦の白いヤツ)だけはそれまでのロボットアニメ同様に、合体&顔付きであったけど、商業的には仕方なかったのだろうね。敵戦闘MSのザクなどにもモノアイと呼ばれる目が存在するが、あくまで外部の視界をとらえるためのカメラとして存在している。これらのメカデザインを担当していたのが大河原邦男であり、小学生の僕はまさに彼の虜となっていた。当時、僕にとって目鼻の無いロボットというのは新鮮であり、戦争という舞台設定がロボットをリアルな兵器として扱っていることに興奮を覚えた。もっぱら田宮製の戦車プラモとか作っていたぐらいだからね。ガンダム以後、彼が担当したダグラム、ボトムズ、ザブングルなどは本当にリアルな兵器とファンタジーが見事な融合をなしえたメカデザイン群ではないかと思う。ちなみにタイムボカンシリーズのメカデザインも彼なんだけど、当時そんなことは全く知らないまま楽しんでいたね。そういう意味では、ガンダムによってデザイナーという役割を初めて知ったのかもしれない。

RX03.jpg
特に関節部分のデザインが好き。あと、バーニア関係とか、ランドセルという設定も新鮮だったな〜と、小学生ぐらいの記憶が一気に蘇ってきた。興奮して気づいたら100枚以上撮影していた。これは、写真画像がほしかったと言うよりも、目の前の1/1スケールで存在するMSをカメラのファインダーを通して撮影する行為が楽しかったせいだと思う。物体としての圧倒的なスケール感が、日常をトリップさせ、旅先で大きな船や飛行機を撮影してしまうのと同じような興奮を与えてくれた。

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COMMENTS

西日&夕暮れなガンダムいいねぇ。個人的にはアッガイが好きだったなぁ。

>アッガイ
渋いな〜・・・でも、俺もズゴックだけどね。

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