2010年08月27日
Art / Cinema

観たい映画

赤ちゃんのいる家庭では、なかなか映画館へ出かけるなてことが出来ないのだけど、この秋は観たい映画がじわりとふたつある。


ひとつめは「ようこそ、アムステルダム国立美術館へ」。
http://www.ams-museum.com/

監督はウケ・ホーヘンダイク。アムステルダム国立美術館の改築に伴うノンフィクション・ドラマ(ドラマと言い切って良いと思う)。予告編を見る限り、全ての人が各々の立場から好き放題主張して、わっちゃわちゃだ。w


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ふたつめは「ハーブ&ドロシー」。
http://www.herbanddorothy.com/2010/

監督はササキメグミ。郵便局員のハーバードと図書館司書のドロシーが1960年代から現代アートを集め始め、コレクションが4000点以上となり、素人のコレクションでありながら、ものすっごいことになってるってな話。これも、ノンフィクションだね。

普通の暮らしをしている彼らには作品を買う条件ってのがあり、
1. 手頃な値段で手に入れられるもの
2. 自分たちのアパートに納まる作品であること
という2つ。

慎ましくも、楽しく暮らしている雰囲気がほのぼの良い感じ。
そして、2人の暮らすアパート自体がひとつの現代アート作品のようだね。

Herb & Dorothy

偶然にも、どちらの映画もドキュメンタリーの現場で活躍してきた女性監督だ。どちらの映画も、トレイラーから感じるほっこり具合は、女性監督ならではなんだろうか。DVDで自宅鑑賞でも良さそうな感じだけど、こういう映画は映画館で楽しんで、そのままゆっくりとカフェで寄り道して帰るってのが気分良いんだよな。

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sunday TOKIHOUSE *17