Friday, April 29, 2005

rive gauche rio

Rive Gauche Rio

celso fonseca

和みだとか癒しとか云ってしまうと途端にチープな感じになるけど、
ささくれだった心をやさしく撫でてくれるセルソ・フォンセカの声。
ときどきどれも同じ曲に聴こえてしまう時があるけど、
それはまぁご愛嬌。
夏の夕暮れ時に、屋上にリクライニングチェアを出して
ビール片手にこれかけて、のんびりしましょ。

JAZZFORMORE



v.a.

Eli Goulart e Banda do MatoによるSunny(#4)がマスト!
お洒落系と埃臭さ系がちょうどいいバランスで入ってます。
こういうレーベルが頑張っているのは、ほんと嬉しい限り。

Wednesday, April 06, 2005

VERDE QUE TE QUETRO ROSA

愛するマンゲイラ

Cartola

しぶっ。しぶすぎるっ。
でも燻し銀の音から漂う空気は、
思いのほか澄んでいて、やさしくて温かくて驚かされる。

年をとったら、
きりきりと目を細めたり、唇を噛んだりすることは
なくなるんだろうか。
すべてのものを温かく見守る気持ちを、
私も持てるようになるんだろうか。
コーヒーが冷めていくのをじりじり感じる心は、
大きくなっているんだろうか。

Caetano Veroso

Caetano Veloso [1986]

Caetano Veroso

カエターノと来てアコースティックと来たら、くーぅ、
昔から、ちょっとネガティブな土臭さと、その真反対との、
その間のどっちにつかず(どっちも好き)の私としては、
切なさを奥歯で噛みしめながら、
それでいて時折突きつけられる不器用さに違和感を覚えながら、
やっぱり頭の中でリフレインしてしまう。

2005年5月、有楽町で会いましょう。