Saturday, February 26, 2005

Tamba trio

デビュー

Tamba trio

大好きタンバトリオのデビューアルバム。
都会的とか時代の先端だったとか言われてるけど、
いま聞けば先端じゃないのは当然で
(でも今って先端もなにもないよね。私個人としては、
今も昔もジャンルだの先端か否か云々には興味ないんですが。)、
むしろ余計な音が一切存在しないシンプルさゆえに
時代を超越してると思う。
余白が美しく、凛とした空気を作り出してくれる。
是非、片付いた部屋で背筋伸ばして聞いてください。

Hi note

Hi Note

Gerardo Frisina

基本的にジャケガイ。仕事のペースが上がらないときに、これ聞きながら暖気してエンジンの回転数を上げていきます。

"Intenso"のベースリズムがすごく好みで、ルパンで使えそうなノリです。っつーか、イタリアではルパン三世のTV放送があり、モニカ・ベルッチか不二子かってぐらいに、「ルパン=クール」な扱いを受けているって(確か、Penに書いてあったっけ)、案外意識してたりして・・・してないか?

"saeta '03"のピアノもすごく好みで、何事もうまく転がっているときに流れてくる曲ってイメージだ。そう!何事もうまく転がり、リズムにノって楽しく行こうYO!

Tuesday, February 01, 2005

salt

Salt

Arto Lindsay

鬼才とか言われてますが、彼が鬼才なら、
我が心の竹馬の友Mathieu Boogaertsが
天才と言われないどころかほとんど認知度ゼロなのは
どうしてかと思うのはエゴでしょうか(エゴでしょうね)。

まじめな銀行員風の冴えない風貌は、
クレジットとともに見れば印象的なのに、
街角ですれ違っても気づかなさそうなフラットなオーラが
逆に偉大さを感じさせる、というのは言いすぎ?

大人であるがゆえのやるせなさ、ちょっぴりのせつなさ、
消費していくだけの日常への哀しい対処としての忘却、
そこで息をひそめて生きながらえていく浮遊感は秀逸。
月曜の朝に聴くのは、あまりおすすめしませんが。